セブン-イレブン・ジャパンは1月6日、一部店舗で賞味期限切れのおでんを販売していたとして謝罪した。同社は所管の保健所に一連の経緯を報告した上で、販売個数など詳細について調査を進めている。現時点で健康被害は確認されていないという。
賞味期限切れのおでんを販売していたのは、フランチャイズ加盟店の「セブン‐イレブン札幌北26条東21丁目店」。白滝は1カ月弱、がんもは2日程度、それぞれ賞味期限が切れていたという。
従業員が撮影した内部告発の動画を、チャンネル登録者数約160万人を誇るYouTuber「コレコレチャンネル」が配信。その動画を見た視聴者が、同社の相談窓口に通報したことで発覚した。
同社の聞き取りに対し、該当店舗のオーナーは事実関係を認めているという。該当店舗に対しては販売期間や販売個数について詳細な調査を進めており、フランチャイズ契約解除の可能性も含め「厳正に対処する」(同社)としている。
再発防止に向け、同社は全加盟店に対し注意喚起するとともに、賞味期限切れの商品を販売していないか、一斉に調査する方針。
「皆さまにご迷惑とご心配をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。今回の事態を真摯に受け止め、今後このようなことが起こらぬよう、努めてまいります」(同社)
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