サントリー傘下のサントリーワインインターナショナルは1月11日、ワインブランド「カルロ ロッシ」の一部商品を1月末で休売すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で海上のコンテナ輸送の需給が逼迫(ひっぱく)している上、豪州にある現地ワイナリーの製造に遅れが生じているため。現在、増産に向けた対応を行っているとし、同社は4月以降の販売再開を目指す。
休売するのは「カルロ ロッシ レッド」(3L・バッグインボックス、以下同)、「カルロ ロッシ ホワイト」「カルロ ロッシ ダーク」の3商品。それぞれ、750mlと250mlは休売の対象外。「カルロ ロッシ ロゼ」は1月末以降も全商品の販売を継続する。
同ブランドは1974年に米国で発売された、低価格帯のワインブランド。同社によると、現在、日本を含め世界75カ国が輸入しているという。
「お客さまやお取引先さま、ならびに関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます」(同社)
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