スーツに見える作業着の次は“ゴルフウェア” WWSが人気高まるゴルフ市場に新提案仕事帰りにそのまま打てる(1/2 ページ)

» 2022年02月14日 10時00分 公開
[上間貴大ITmedia]

 作業着スーツ発祥のボーダレスウェアブランド「WWS(ダブリューダブリューエス)」を企画・販売するオアシススタイルウェア(東京都港区)は、本間ゴルフとコラボレーションし、新たに「スーツに見えるゴルフウェア」を発表した。

 ストレッチ性や速乾・はっ水、イージーケアなどの特徴を持つ独自開発の新素材「ultimex(アルティメックス)」使用し、高機能でありながらもフォーマル要素を持つWWSの特徴を生かし“仕事帰りにそのままゴルフに行ける”商品として訴求する。

スーツ WWSから「スーツに見えるゴルフウェア」発売(出所:プレスリリース)

 コロナ禍で「密」を避けて楽しめるスポーツとしてゴルフが注目されている。経済産業省が利用者数に基づいて作成した第3次産業活動指数から、スポーツ施設提供業の内訳業種の推移を見ると、フィットネスクラブやボウリング場に比べ、ゴルフ場や練習場の好調さが分かる。

 屋外でプレーするゴルフ場やゴルフ練習場は、ともに1回目の緊急事態宣言時に大幅に低下したものの、夏にかけて急速に回復。2回目の緊急事態宣言が発出された後も好調に推移している。

 経産省は「コロナ禍において三密を回避しつつ体を動かすことができるスポーツとして、まず近場で気軽に出かけられるゴルフ練習場の利用が回復し、次いでゴルフ場に出かける人も増えているのではないか」と分析している。

 好調なゴルフ市場を追い風に、WWSと本間ゴルフがコラボ。プロジェクト始動から1年の期間をかけ開発したという。

スーツ 左から本間ゴルフリテール営業本部 青木浩一シニアマネージャー、オアシスライフスタイルグループ 関谷有三社長、ミライズゴルフアカデミー 西村至央代表、元プロサッカー選手 波戸康広氏
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.