外食大手すかいらーくホールディングスが運営する中華レストラン「バーミヤン」が、首都圏の15店舗で「飲茶食べ放題」を実施していることが、SNS上で話題になっている。平日の日中限定で、ドリンクバイキング付き90分食べ放題が1649円と、手頃な価格で提供。同社に問い合わせたところ「実は現在、実証実験中」だといい、「評判次第で今春以降、全店舗への導入の是非を決める」という。
バーミヤンの飲茶食べ放題は、東京・千葉・神奈川の計15店舗で2月24日から実施している。「本格焼餃子」や「小籠包」に加え、「ひんやり台湾カステラ」や「アンニンドウフ」などのデザートも含む全26メニューが、ドリンクバイキング付きで90分食べ放題(1649円)というサービスになっている。全26メニューから数品(1品、3品または5品)を選んでドリンクバイキングとセットになった「飲茶セット」(439円〜1319円)も一部店舗で実施している。
実証実験として始めたサービスだが、同社の担当者は「予想を上回り大好評」だと話す。売り上げなど具体的な数字は「明かせない」というが、TwitterなどSNS上でも話題になっているほか、利用者からも「友人に知らせたい」「家族と利用したい」などと好意的な感想が店舗に多く寄せられているという。今春以降の全国展開に向けて、好材料が多く集まってきているようだ。
バーミヤンは「食事」「飲み」を目的とする利用者が多くを占めるというが、今回、飲茶食べ放題・飲茶セットを新たに展開することで、「ティータイム」や「カフェ」としての利用者を増やしたい狙いがあるという。
全26メニューには、小籠包やアンニンドウフなどこだわりの自家製メニューを多くそろえる。担当者は「安さだけではなく、本当においしいものをお得な感覚で楽しんでもらいたい」と話している。
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