同社が化粧品事業に参入する背景には、コロナ禍でのマスク着用機会の増加がある。同社によると、マスクと肌の間に生じる摩擦や、息や汗による蒸れ、着脱の繰り返しなどで肌の乾燥、肌あれ、ニキビなどの悩みを抱える人が増えているという。このため、3商品には抗炎症有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合。肌荒れやニキビを予防する。
同社は「シャープマスク」の販売などを手掛ける企業。保湿クリームは3月22日に発売し、価格は1280円。化粧水と乳液は4月下旬以降に発売し、価格はそれぞれ1980円と2280円。同社は3商品について「第1弾」としており、今後も商品ラインアップを増やすとみられる。
家電にDNAを持つシャープは、競合が多い化粧品業界に新たな風を吹き込むことができるだろうか。
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