「ウェスティンホテル」ブランドを手がけるマリオット・インターナショナル(米国)は、横浜市のみなとみらいエリアに「ウェスティンホテル横浜」を5月20日に開業する。同ブランドでは国内で6軒目。SDGsを意識したホテル運営と、昨今の旅行者が求める「ウェルネス」の要素を重視したサービスを提供する。
同ホテルの客室を含む館内のインテリアは、神奈川県や横浜とのつながりを表現するデザインを取り入れた。23階のロビーは、レセプションデスクの後方にバーティカルガーデンを配置。エリア内の家具もナチュラルな色彩や素材で統一した。天井は「森林浴」をモチーフに、LEDライトを使ったオリジナルの照明器具を設置し、リラックスできる空間にした。
客室には大きな窓のスペースを確保し、自然光が入るようにした。インテリアは、自然な色彩や緩やかなカーブ形状を多く取り入れた。
スパ施設の「Heavenly Spa by Westin」や、フィットネスセンターの「Westin WORKOUT Fitness Studio」、屋内プールを備えた1000平方メートルを超える広さの総合ウェルネスフロアなど、ホテル利用者の「ウェルビーイング(健康)」を促す施設を取りそろえた。館内5カ所の料飲施設では、地産地消に貢献する、神奈川県産の食材を活用したメニューを提供する
SDGsの観点では、ペットボトルを排除し、「ノルダック・プレミアムウォーター」を館内でリサイクルボトルに瓶詰し提供する。そのほか、全ての客室の温度を検知し、使用電力を必要最低レベルに管理するセンサーを導入した。
6〜12階部には、30日以上の長期滞在型ホテル「The Apartment Bay YOKOHAMA」(計201室)も同時にオープンし、サービスの一部を連携させる。
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