年収1000万円超えプレイヤーが選んだ「東京23区の住みたい街ランキング」 1位は?年収3000万超えプレイヤーの結果も公開

» 2022年03月25日 12時08分 公開

 オンライン不動産取引マーケットプレイス「RENOSY」を運営するGA technologies(東京都港区)は、2021年の1年間に年収1000万円以上の人が成約した物件をエリアごとに集計して発表した。年収1000万円超えプレイヤーの「住みたい街ランキング」1位は、「赤坂」(東京都港区)だった。赤坂は昨年の4位からランクアップした。

GA technologiesは、2021年の1年間に年収1000万円以上の人が成約した物件をエリアごとで集計し発表した(画像はイメージ)

 今回の調査は、RENOSYに登録する年収1000万円以上、年収3000万円以上の物件成約者を対象に実施。成約物件を東京23区のエリアごとに集計し、ランキング化した。

 1位の「赤坂」は、六本木や虎ノ門、大手町などのビジネス街へのアクセスが良好なエリア。各国大使館、テレビ局、外資系金融機関、ITや広告関連の企業などが点在しており、ビジネスパーソンから支持されている。

 東京商工リサーチが21年に発表した「社長の住む街ランキング」でも、「赤坂」は2年連続で1位となった。港区全体の社長比率は13.8%と、住人の7人に1人が社長というエリアでもある。

年収1000万円超えプレイヤーが選んだ「住みたい街ランキング」(出所:リリース)

 2位は「三田」(東京都港区)、3位は「六本木」(東京都港区)と、港区エリアが1位から3位までを独占した。10位の「西麻布」(東京都港区)も含めると、港区は4つのエリアがトップ10にランクインする結果となった。

 2位の「三田」は、イタリア大使館周辺の閑静で緑豊かなエリアに高級低層マンションなどの最高級マンションシリーズが集中している点が特徴。麻布十番駅まで徒歩圏内の物件も多く、交通利便性が高い。

 3位の「六本木」は、東京ミッドタウンに勤務するの人のタワーマンション需要が高い。閑静で緑が多い場所では低層マンションが人気だった。

3位に選ばれた「六本木」(画像はイメージ)

 4位には、共働きや子持ち夫婦から支持を集めた「勝どき」(東京都中央区)がランクイン。5位以下は「神宮前」(東京都渋谷区)、「小石川」(東京都文京区)、「西新宿」(東京都新宿区)と続いた。

 20年のランキングで1位だった「南麻布」(東京都港区)、2位だった「新宿」(東京都新宿区)はトップ10から外れる結果になった。3位だった「勝どき」は今回4位と、前回調査で上位だったエリアは順位を落とした。

年収3000万円超えプレイヤーの「住みたい街」は?

 年収3000万円超えプレイヤーの「住みたい街」1位は、「六本木」、2位は「赤坂」、3位は「上大崎」(東京都品川区)だった。1000万円超えプライヤーと比べると上位のエリアに大きな変化はないものの、5位の「二番町」(東京都千代田区)や6位の「三番町」(東京都千代田区)、8位の「晴海」(東京都中央区)など物件数が少ないエリアがランクインした。

年収3000万円超えプレイヤーが選んだ「住みたい街ランキング」

 今回の調査は、RENOSYに登録する年収1000万円以上、年収3000万円以上の物件成約者を対象に実施。成約物件を東京23区のエリアごとに集計し、ランキング化した。期間は21年1月1日〜12月31日。

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