結婚生活で大切なのは「お金」or「愛情」？ 究極の2択を制したのは？：男女500人に調査

[コネムラメグミ，ITmedia]

　保険相談サービスやFP支援事業などを行う保険マンモス（東京都港区）は、「結婚生活で大切なのは『お金』か『愛情』か」を調査した。その結果、「お金」よりも「愛情」（男性53％、女性52％）と答えた割合が数ポイント多い結果となった。

保険マンモスは「結婚生活で大切なのは『お金』か『愛情』か」を調査した（画像はイメージ）

男性が結婚生活で大切なのは？（出所：リリース、以下同）

女性が結婚生活で大切なのは？

「お金」派の声は？

　「お金」と答えた男性からは、「お金がないと生活が厳しくなり不仲になっていくから」（20〜30歳）、「お金がないと家族としての安全性を保つことができなくなるから」（31〜40歳）、「生活が苦しいと喧嘩が増え、その結果愛情が無くなっていく事が往々にしてある」（51〜60歳）という意見が挙げられた。

　女性からは、「付き合うなら愛情だけど、結婚するならお金が大切。お金がないと心に余裕がなくなって喧嘩が増えそう」（20〜30歳）、「生活がかかってるから。いくら愛情があっても金欠の状態が続くのは精神的にきついし気持ちも冷めていく。お金がないと子供が産まれたらもっと大変になる」（31〜40歳）、「やはり結局ケンカになるのはお金だから余裕があった方がお金でストレス発散もできるしお金ないと耐えるしかない」（41〜50歳）などの声が聞かれた。

　「お金」と答えた人は特に31〜40歳の子育て世代が多かった。「愛情はもちろん大事、でも現実問題として生きていくためにはお金がかかる。心豊かに生きていくためにもお金は大事」という意見が大多数を占めた。

「愛情」派の声は？

　「愛情」と答えた男性からは、「相手が楽しく過ごしてくれる事が1番だから、自分がもっと頑張って稼ぎを増やせるようにする」（20〜30歳）、「気の合わない人と一緒にいても疲れるだけだし、それなら結婚する理由が逆にないと思う。愛情がないと辛いときに一緒に乗り越えられない」（31〜40歳）、「充実した人生を共に歩むためには愛情無くしては無理だから」（61歳以上）という声が多かった。

　女性からは、「好きではない人と生活するのはキツいと思ったから。好きな人となら辛いときもなんとか頑張れそう」（20〜30歳）、「お金は自分も働けばなんとかなるから。好きだから辛いことも乗り越えられるけど、そうでなければ苦痛でしかない」（31〜40歳）、「愛情がないとお金があっても、空しい気持ちが付きまとう。毎日の精神的な潤いの方が豊かさを感じる」（51〜60歳）などの意見が挙げられた。

　愛情が大事という人も、お金がなくてもいい訳ではなく、お金は必要だという認識だったが多い結果となった。「お金は節約するなり働くなり、何かしら手段があるけれど、愛情はないと生きていくのが辛い」という意見が多く聞かれた。

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　調査は、男性10〜60代、女性20〜60代を対象に、インターネットで行った。期間は22年3月10〜11日、有効回答数は500人（女性250人、男性250人）。

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