小中学生が働きたい業種 2位は「食品」、1位は?下位の業種は

» 2022年04月06日 07時59分 公開
[ITmedia]

 子どもは将来、どんな職業に就きたいと考えているのだろうか。小学校5年生から中学3年生までの子どもに、業種別に聞いたところ「情報通信サービスその他」(36.9%)が最も多いことが、バリューズフュージョンの調査で分かった。

 次いで「食品」(31.5%)、「医薬品」(30.7%)、「商社・卸売」(30.4%)が上位に。一方、「鉄鋼・非鉄」(12.6%)、「電力・ガス」「物流・運輸」(いずれも15.5%)、「建設・資材」(15.6%)は下位に並んだ。

働きたい業種は?(出典:バリューズフュージョン)

 働いてみたい理由として、「仕事の内容がある程度思い浮かぶから」と答えた中で上位となった業種は「食品」(52.9%)、「医薬品」(51.0%)、「銀行」(43.2%)。一方、「鉄鋼・非鉄」(15.0%)、「機械」(23.1%)、「電気・精密」(30.2%)は下位に。「一部の例外はあるものの、全般的に仕事内容がイメージできるかどうかは就職意向と相関性が高い傾向にある」(バリューズフュージョン)

仕事内容が思い浮かぶから働いてみたい(出典:バリューズフュージョン)

 「業種名から仕事内容が思い浮かぶか」という質問に対し、「銀行」(92.3%)がトップ。次いで「自動車・輸送機」(88.3%)、「食品」(82.5%)と続いた。逆に、「素材・化学」(36.5%)、「商社・卸売」(37.0%)、「鉄鋼・非鉄」(39.8%)は下位に。「B2Bの業種は全体的に仕事内容の想起率が低く、上位業種の半分以下の数値となっている」(同社)

業種名から仕事内容が思い浮かびますか(出典:バリューズフュージョン)

 小学校5年生から中学3年生までの子ども400人が回答した。調査期間は2月21〜24日

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