すき家が「うな丼」「うな牛」の販売開始へ 10回検査で安全性を確認4月20日から(1/2 ページ)

» 2022年04月14日 15時01分 公開
[ITmedia]

 すき家は、「うな丼」「うな牛」を4月20日午前9時から販売する。日本人に親しまれている伝統食うなぎを使用した商品を投入することで、売り上げの拡大を狙う。

すき家は、「うな丼」「うな牛」を4月20日から販売(並、以下リリースより)

 ゼンショーホールディングスの広報担当者に商品投入の狙いを聞いた。

 「うな丼とうな牛は、毎年このシーズンに販売していて、今年も商品をお待ちになっているお客さまに提供していきたいと考えております。すき家のメニューは商品バラエティーに富んでいますが、その中でもうな丼とうな牛は主力商品の一つに位置付けております。日本の伝統食であるうなぎを専門店だけではなく、全国のすき家で食べられるよう、幅広いお客さまにお求めやすい価格で提供することに努めております」

うな丼

 すき家のうなぎは、“タレをつけて焼く”工程を三度繰り返すことで、香ばしく、ふっくらとした蒲焼に仕上げている。特にうな牛は、15年前からヒットを続けているという。

 「うな牛は2007年から販売しておりますが、今年で15周年を迎えております。うなぎと当社の主力商品である牛丼、両方を楽しめるうな牛は当時からヒットを続けております」

うな牛

 うなぎの安全対策については「養鰻場の水質検査、動物用医薬品の残留検査、微生物検査なども含めて10回検査を実施しております」と胸を張る。

 ゼンショーグループでは、毎年さまざまな店でうなぎを使用した商品を提供している。一部の消費者から中国産うなぎに対する不安の声はあるものの、同グループで使用しているうなぎは全て安全を確認したものだという。同グループではうなぎの成育状況を確認するため、グループ食品安全保証本部の社員が現地を訪問し、安全性を確認している。

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