調査はうなぎの養殖場である「養鰻場」周辺の環境調査に始まり、水質や土壌、飼料の検査、加工場の安全・衛生管理まで実施している。輸入後も動物用医薬品の残留検査や、微生物検査を行う。
うなぎが病気になりにくい環境にするため、養鰻場では山からの水や地下水などきれいな水(化学物質の汚染や病気の発生などがない状態)を使用しているという。
こうした取り組みによって、国の機関や取引先、自社の分析センターを含め、計10回の検査を実施している。産地にかかわらず、一連の検査と厳格な衛生管理を柱に、養鰻場から蒲焼加工、輸入通関後まで、一貫した安全管理体制を確立しているという。
うなぎ業界最大のイベントである「土用の丑の日」が、7月23日に訪れる。日本の伝統食を訴求することによって、売り上げをどこまで伸ばせるか。
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