福岡・北九州に全天候型の新アミューズメント施設「ASOBLE」誕生 “循環”をテーマにコンテンツ開発スペースワールドの跡地に

» 2022年04月18日 14時50分 公開
[サトウナナミITmedia]

 アミューズメント施設を運営するワイドレジャー(福岡県小郡市)が、4月28日に開業する商業施設「THE OUTLETS KITAKYUSHU」(福岡県北九州市)内に全天候型のアミューズメント施設「ASOBLE(アソブル)」をオープンする。

 子どもたち自身が遊びながら学ぶ「個の循環」、環境問題やチャリティーまでを意識した「施設と社会とがかかわりをもつ循環」をテーマにコンテンツを開発。買い物の合間の隙間時間でも利用できる施設として展開する。

アウトレット 全天候型のアミューズメント施設「ASOBLE」(以下、リリースより)

 「ASOBLE」は、遊び(ASOBI)と可能(〜BLE)を掛け合わせた名称。床面積は3436.78平方メートルで、3つのゾーン(ゲーム・カフェ・あそび)に分けて展開する。同社が新たに開発したARコンテンツや欧州発の遊具などをそろえるほか、施設内には、木や緑をベースにしたベンチやカフェスペースなどを設ける。

ASOBLEASOBLE 3つのゾーンを展開する

 有料ゾーンでは、遊びながら環境問題を学べる、オリジナルのARシューティングアトラクション「ANIMALNIA(アニマルニア)」を設置。体験後にオリジナルキャラクターの限定カードを配布する。また、施設内の一部のクレーンゲームでは、売り上げの1パーセントを同市の学校応援基金などに寄付するチャリティシステムを導入した。

北九州アウトレット ARシューティングアトラクション「ANIMALNIA(アニマルニア)」

 無料ゾーンでは、トランポリンのように飛び跳ねて遊べる遊具「ふわふわドーム」、ボルタリングレーンを設置した「スベリほう台」、壁面迷路の「迷宮の壁」などを設置する。また、遊具の振動や回転によるエネルギーで音や光を楽しめる「発電遊具シリーズ」のシーソーやブランコ、スピナーなどの次世代型遊具も用意する。

アウトレット 音や光を楽しめる「発電遊具シリーズ」を展開

 そのほか、オスとメスで見た目が異なる動物をモチーフにして、扉部分にグラフィックを施した「トイレグラフィック」や、廃棄される米で作った景品袋、使用した水の98%以上を循環する手洗いスタンド「WOSH」を導入する。

 同社は「子どもたちの成長を共に楽しむ施設として、あそびを通していつの間にか学びの視点が身につくコンテンツ開発に注力していく」としている。

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