背景には、コロナ禍で変わった事業環境がある。
コロナ禍でテレワークが進展し、人々の意識や行動が変化した。企業活動や社会構造も加速度的に変化している。実際、東京メトロや鉄道各社の旅客運輸収入はコロナ禍で大きく減少した。
経営環境は、大きく変わった。その中で事業の持続可能性や企業価値向上を図らなくてはならない。旅客運輸収入は、コロナ前には戻らない。どんな輸送サービスが求められるかも変化した。ふだんの設備や業務はスリム化し、サービスの優先順位なども見直し、コスト構造も変わっていく。
その中でも、やらなければならない事業は進めている。低コストで安全を確保する最新のセンシング技術などを活用し、設備の状態監視の充実を図っている。さらにAIやビッグデータを活用し、DX化を推進。生産性の向上を目指す。バリアフリー化の促進も続けていく。
そんな中、今後の成長につながる鉄道事業として、有楽町線と南北線の延伸が決定した。
社会の状況が変わっても、企業は成長し続けなくてはならない。そのことが「東京メトロプラン2024」に記されており、24年には開業が困難であっても、東京メトロの経営戦略上、有楽町線と南北線の延伸は必要とされるのだ。それは、東京の繁栄へとつながっていくことだろう。
次の「新幹線」はどこか 計画をまとめると“本命”が見えてきた?
『サザエさん』『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』――最も高い家に住んでいるのは? 査定してみた
東京に2つの地下鉄「東京メトロ」と「都営」が存在する理由
ドラえもんがつくった地下鉄は公共交通か? ローカル線問題を考える
中央快速線E233系にトイレ設置、なんのために?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング