イトーヨーカ堂は4月22日、低価格が特徴であるプライベートブランド「ザ・プライス」の累計販売金額が20億円を突破したと発表した。
ザ・プライスは、2021年7月に販売を開始した。コロナ禍で内食需要が堅調に推移したことや、原材料価格の高騰で消費者の節約意識が高まったことを背景に開発した。シンプルな商品作りを追求することでコストを削減。生活必需品を品質を変えずに低価格で提供することを目指した。また、デザインの色を削減したり、物流と生産効率を上げたりして低価格を実現したという。
具体的な商品としては、タレとからしを抜いている「極小粒納豆 40g×3」(51円)、「焼そば 5食入」(138円)、「小麦の味 そのままの食パン6枚」(95円)、「保存用ポリ袋」(78円)などをラインアップしている。全国のイトーヨーカドー129店舗で販売している。
取り扱い数は146アイテム(食品が95アイテム、日用雑貨などが51アイテム)まで拡大している。
同社は「今後もより一層お客さまに喜ばれるお店を目指して、お客さまがお求めやすい価格に挑戦する」としている。
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