JR東京駅・グランスタ八重北に「dancyu食堂」がオープン コンセプトは“毎日通いたくなる”

[秋月かほ，ITmedia]

　飲食業などを手掛けるCLASSIC INC.（東京都渋谷区）は4月27日、グルメ雑誌『dancyu』（プレジデント社） 初プロデュースの新店舗「dancyu食堂」をオープンした。出店場所は、JR東京駅にリニューアル開業する新施設「グランスタ八重北」。人気グルメ雑誌のプロデュース店舗によって、話題性の創出と売り上げの拡大を狙う。

グランスタ八重北内に「dancyu食堂」がオープンする（以下リリースより）

　dancyu食堂は「毎日通いたくなる」をコンセプトに、昼は定食、夜は酒とつまみを楽しめるようにした。生姜焼きをはじめとした食堂の定番メニューはもちろん、dancyu農園の野菜を使用した小鉢などの料理1つ1つをストーリーとともに提供する。

「生姜焼き定食」(1480円)

「アジフライ定食」(1480円)

「焼売定食」(1100円)

　dancyu食堂は多くの飲食店を手掛けてきたCLASSIC INC.が運営する。dancyuとCLASSIC INC.の両社が考案した定食や、「一人飲み」をテーマにした小鉢などのメニューを取りそろえた。

「きじ焼き定食」(1280円)

「小鉢定食」(980円)

　リクルートが4月に発表した「外食の現状や消費者心理調査」によれば、「当分は様子を見て外食を控える」と答えた人が32.5％にのぼった。ゴールデンウイークを前に、どこまで売り上げを伸ばせるか。