消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
調査会社のプラネット(東京都港区)は、外出する時に持っていく物に関する意識調査を実施した。新型コロナウイルス流行前後での荷物量の変化や、外出時に必ず持ち歩くものなどの調査結果を紹介する。
新型コロナウイルス流行前後で外出時の荷物量に変化があったか聞くと、22.5%が「増えた」と回答した。男女別で比較すると、「増えた」と回答した男性は17.3%に対し、女性は27.7%と約10ポイントもの差があった。特に女性の30〜40代と60代以上では「増えた」が3割前後にのぼった。
コロナ禍以降持ち歩く頻度が増えた物は何かきいた。1位は「マスク」(60.5%)、2位は「除菌ジェル・消毒液」(24.7%)、3位は「除菌シート」(22.4%)と続いた。
外出時に必ず持っていく物について聞いた。50%以上をマストアイテム、30%以上50%未満を高頻度アイテムとする。「財布」「スマホ・携帯電話」「家のカギ」「マスク」は荷物の量に関わらず共通してマストアイテムであることが分かった。荷物が多い人は加えて「ハンカチ、タオル」「ティッシュペーパー」「エコバッグ」もマストアイテムだった。
マストアイテムと高頻度アイテムの数の合計を比較すると、荷物が少ない人は7個、多い人は17個とかなり差があった。
調査は3月11〜16日、20歳以上の男女を対象にインターネット上で実施した。有効回答数は4000人。
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