認定NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京都千代田区)は、「地方移住に関するアンケート」を実施した。その結果、同センターへの相談者が選んだ移住希望地の1位は「静岡県」、2位は「福岡県」、3位は「山梨県」であることが明らかになった。
2021年の移住希望地ランキングは、新型コロナの影響によりオンラインセミナーが増えたことを加味し、前年同様「窓口相談」と「セミナー参加者」に分けて算出した。
窓口相談での同ランキングの1位は昨年に続き、全ての年代からの人気が高かった「静岡県」だった。静岡県は市町と連携して移住フェアやセミナー、出張相談会などを数多く開催しており、その参加者が窓口相談に訪れたものと考えられる。続く2位は「福岡県」、3位は「山梨県」という結果になった。
セミナー参加者での同ランキングの1位は「広島県」だった。広島県は県庁自ら企画したセミナーを、1年間に39回実施。内容には窓口相談での相談傾向を独自に分析し、得た移住相談者のニーズをタイムリーに盛り込んだ。続く2位は昨年の8位から大きくランクアップした「愛媛県」、3位は「長野県」という結果になった。
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