消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
マーケティングサービス事業を展開するドゥ・ハウス(東京都千代田区)は、全国の20〜60代の男女約900人を対象に「自動販売機で購入する飲み物」に関する調査を実施した。その結果、購入する飲料の種類では「コーヒー」を抑え、「お茶」が一番多いことが分かった。自販機の利用場所は男女間で差があることも判明した。
普段飲み物を購入している場所について聞いてみると、1番多かったのは「スーパー」で83.3%。次いで「コンビニ」(58.7%)、「自動販売機」(41.0%)だった。「スーパー」で購入することの多い年代は、60代と50代で89.0%だった。
これに対し、20代は67.0%で20ポイント以上の開きのある結果となった。
次に、自動販売機で飲み物を購入する人に利用場所を聞いてみると、「オフィスビル・職場」が48.0%、「住宅街回りの道路沿い」45.8%、「駅構内・周辺」42.5%となり、いずれも4割以上となった。
男女間で自販機の利用場所に差が見られた。女性が最も多く利用しているのは「駅構内・周辺」で46.9%だった。男性が最も多く利用しているのは「オフィスビル・職場」で54.1%、対する女性は40.1%で、14ポイントの差があった。
一方で、男性よりも女性の利用者が多かったのは「ショッピングセンターなどの商業施設」で女性40.1%、男性は28.5%で11ポイントの差となった。
購入している飲料を聞いてみると、「お茶」が最も多く72.4%、「コーヒー」が65.0%、「炭酸飲料」が44.4%と続いた。
また、飲み物以外に自動販売機で売っていたら嬉しいものは何かを尋ねてみると、「スナック菓子」(31.8%)、「菓子パン」(31.7%)、「アイス」(24.7%)だった。
調査は、全国の20〜60代の男女899人を対象にインターネットリサーチサービス「myアンケートlight」を利用し2月18〜21日に実施した。
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