フレッシュサマリ

勘に頼らない売り場づくりへ 「買いやすい」「働きやすい」を目指す、店舗のスマート化

» 2022年05月25日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 店舗で磨かれる“現場感覚”に頼りがちな小売業界。しかし今、購買行動の多様化や食品ロス削減、人材不足など、勘や経験といった属人的な対応では解決が難しい課題も増えている。そんな小売現場のスマート化を推進し、課題解決を支援しているのがアバナードだ。

 同社の「スマートストアソリューション」では、店内にAIカメラを設置してデータを収集・分析。現場のデータを生産や物流などサプライチェーン内に展開し、迅速な意思決定と着実なアクションを促す。

 日本市場向けに提供する機能は4種類。まず、顧客の興味の可視化だ。客が足を止めた時間や場所、顔の向き、商品棚との距離などを数値化。それを会員情報やPOSによる属性データと組み合わせることで、商品への興味の度合いをデータ化し、詳細な興味分析を可能にする。

 次に、動線の可視化による業務効率化だ。顧客やスタッフの動線をデータ化し、混雑する時間やエリアを把握。最適な人員配置につなげる。また、客の滞留しやすい場所を把握できれば、特設コーナーの設置計画や効果検証にも役立つ。

 3つ目は、欠品の検知・予測。商品棚の在庫状況を監視し、補充が必要なときに通知する。スタッフが巡回して確認していた作業をカメラに置き換える。スタッフが接客や売り場づくりに集中できるため、欠品を防ぐだけでなく、効率的な人員配置にもつながる。

 最後が、食品ロスを削減するための需要予測だ。カメラで取得するデータ、POSなどに基づくシステムデータ、SNSトレンドや天気などの外部データを組み合わせて、アバナード独自の需要予測を提供。必要な商品の量を適切に把握・調整できるようにする。

 データ収集・分析には、ソニーセミコンダクタソリューションズのインテリジェントビジョンセンサー「IMX500」を活用。最新技術を組み合わせたソリューションで、リテール業界の変革を後押しする。

ITmedia ビジネスオンライン編集部の「ここがポイント」

 店舗という“現場”において、勘や経験による情報は貴重です。しかし、コロナ禍による消費行動の変化やSDGsへの対応など、店舗を取り巻く環境は激変しており、よりスピード感のある対応が求められています。

 多角的なデータをリアルタイムで収集し、迅速に施策に反映させる「店舗のスマート化」が、これからの「売れる売り場づくり」「効率的な店舗運営」の一助になることは間違いないといえるでしょう。


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