消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
自動貯金アプリ「finbee」を運営するネストエッグ(東京都千代田区)は、「夏のボーナスに関する調査」を実施した。夏のボーナスの使い方を聞くと、1位は「貯金」だった。
夏のボーナスについて聞くと、「支給される予定」と回答したのは53.8%だった。
想定されるボーナスの金額について聞くと、「20〜40万円未満」が最も多く32.6%だった。次いで「20万円未満」(25.8%)、「40〜60万円未満」(18.8%)という結果に。
ボーナスの使い方を聞くと、1位は「貯金」で71.6%だった。次いで2位は「生活費の補填」(26.2%)、3位は「ローン・借入の返済」(24.6%)という結果に。
1位の「貯金」は前年から2.4ポイント、2位の「生活費の補填」は前年から5.1ポイント減少した。
消費を伴う使用では、「旅行」(19.3%)、「外食」(13.1%)などが前年よりも人気を集めた。
世代別でみると、18〜26歳は「貯金」に加えて「ファッション」「旅行」「推し活」の割合が高く、貯金をしながらも娯楽への消費意向が高いことが分かった。
27〜41歳は「投資」が平均より高かった。53歳以上では、「貯金」が平均より下がり、「生活費の補填」「ローン・借り入れの返済」が平均よりも高い傾向があった。
調査は5月20〜23日、18歳以上のfinbeeユーザーを対象にインターネット上で実施した。有効回答数は2495人。
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