ローソンは6月23日、包装技術によって賞味期限を延長したオリジナル総菜「長鮮度惣菜」から新商品を6品を発売すると発表した。自宅で調理するには手間のかかるメニューを食べきりサイズで販売し、食卓の“もう一品”としての買い置き需要を見込む。
商品の蓋に、中身が見えてより選びやすい透明のクリアトップシールを採用した。パッケージに3%のバイオマスプラスチックを配合し、プラスチック使用量の削減も見込む。
「1食分の野菜が摂れるチキンのチーズトマト煮」(397円)は、5種類のハーブにからめた鶏肉のうまみを、たっぷりのチーズとトマトの酸味で引き立てた。
「国産豆あじの南蛮漬」(376円)は、骨まで食べられる豆あじを、ハチミツを加えたまろやかな酸味の南蛮漬けにした。「イカと里芋の煮物」(397円)は、ひと晩煮汁に漬け込んだ味しみの良い里芋と真いかのリングを使用。ごぼうの食感でアクセントをつけた。
同社は2017年から、包装技術によって長鮮度化したオリジナル総菜を販売し、30〜50代の女性を中心に支持を得ている。パッケージの蓋にトップシールを使用し、ガス置換技術や低温殺菌技術など、パッケージ内の菌の増殖を抑える包装技術を使用することで、賞味期限を延長している。
同社は、22年12月までにクリアトップシールのオリジナル惣菜を10〜12品まで拡大する。
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