ウェザーニューズ、「熱中症見舞い金サービス」開始 一律5000円を支給(1/2 ページ)

» 2022年07月04日 17時52分 公開
[秋月かほITmedia]

 気象情報会社のウェザーニューズ(千葉市)は、自社で運営するアスリート向け気象ウェブサービス「MiCATA(ミカタ)」で、プロチームやアマチュア選手などに「熱中症見舞い金サービス」の提供を始めた。補償の対象者が熱中症(熱中症の疑いを含む)を発症し、病院や診療所で治療を受けた場合、熱中症見舞金として一律5000円を支払う。

photo ウェザーニューズは「熱中症見舞い金サービス」の提供を開始した(以下プレスリリースより)

 MiCATAは、競技に合わせた気象情報やスケジュールを管理できるアスリート向け気象ウェブサービスだ。

 日本では猛暑の影響によって熱中症リスクが高まっている。2021年は7〜8月の2カ月間で、約4万人が熱中症により救急搬送された。中でもスポーツ選手は熱中症リスクにさらされる機会が多い。選手生命に関わる重要なテーマであることから、同社は熱中症の専門家をスポーツ気象チームに招き、熱中症患者ゼロを目指す取り組みに励んできた。

 MiCATAではサービスの一環として「熱中症リスク」情報を提供している。予防の指標としては、暑さ指数である「WBGT(湿球黒球温度)」と、その危険度を「危険」「厳重警戒」「警戒」「注意」「ほぼ安全」の5段階で表示しているという。

photo アスリート向け気象ウェブサービス「MiCATA」 熱中症リスク情報
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