KDDIは7月3日、全国で発生しているauなどの通信障害について記者会見を開いた。高橋誠社長は「今回の障害を精査した上で補償を検討する」とし、個人法人を問わずに補償を検討する方針を示した。また今回の障害についても「再発防止策を積み上げて全力を挙げて復旧活動に取り組む」としている。
同社によれば、今回の障害はVoLTE交換機という設備に障害が出て、通信に輻輳(ふくそう)と呼ばれる混雑状況が生じたため発生した。
高橋社長は記者から補償について問われると以下のように答えた。
「カスタマーサービスにもたくさんの意見をいただいいているところだ。ただ今(の時点で)は一律に補償するという回答は持ち合わせていないので、補償については今回の障害の内容をもう少し見た上で検討していくということで、カスタマーの方にも回答させていただいている」
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