プラネット(東京都港区)は、値上げに関する意識調査を実施した。愛用している日用品・化粧品が値上がりしても買い続けるか尋ねたところ、ほとんどの品目で50%以上の人が「買い続ける」と答えた。品目別で見ると、最多は「シャンプー」(79.1%)だった。以下、「トイレットペーパー」(78.4%)、「歯磨き粉」(78.3%)と続く。
値上がりしても買い続けるもの1位はシャンプー(写真はイメージ、提供:写真AC)
同じ髪に使うものでも、「リンス・トリートメント」(64.6%)はシャンプーより低い割合になった。また、男性が54.5%で全体平均を下回ったのに対し女性は74.3%だった。同様に、「洗顔フォーム・化粧落とし」(女性:71.9%、男性:44.2%)、「化粧品」(女性:69.0%、男性:35.7%)も、全体平均は低いものの、女性の7割前後が「買い続ける」と答えた。
値上がりしても買い続けるか(プラネット調べ)
いつも買う日用品・化粧品の許容できる値上げ幅はどのくらいか聞くと、34.5%が「3%未満」と答えた。以下、「3%以上5%未満」(27.6%)、「5%以上10%未満」(25.8%)と続く。
許容できる値上げ幅はどのくらいか(プラネット調べ)
今後ずっと値上がりしそうだと思うもの1位は、食料品(82.6%)だった。その他、水光熱費(73.2%)、ガソリン(63.6%)が上位を占めた。
今後ずっと値上がりしそうだと思うもの(プラネット調べ)
さまざまな商品の値上げを受けて、これまでよりも貯金を増やそうと思うか、節約しようと思うか尋ねたところ、57.5%が貯金を増やそうと思う一方で、節約しようと思う人は81.5%だった。貯金を増やす以上に、節約しようと考える人が多いことがうかがえる。
調査はインターネットで実施した。有効回答数は4000人、調査期間は5月31日〜6月3日。
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