消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
クロス・マーケティング(東京都新宿区)は、「映画館に関する調査(2022年)」を実施した。映画館に行く楽しみを聞いたところ、「大きなスクリーンで映画を楽しめる」(59.8%)が最多となった。以下、「良い音響や大音量で映画を楽しめる」(39.8%)、「一人でゆっくり映画を楽しめる」(27.3%)と続く。
映画の鑑賞方法は49.2%が「テレビ放送で見る」と答えた。以下、「映画館に見に行く」(37.2%)、「配信で見る」(35.1%)と続く。20代は48.6%が「映画館に見に行く」と答え他世代と比べて特に高く、「配信で見る」は20〜30代の高さが目立つ。
最もよく利用する映画館のタイプを聞くと、シネコン系(83.3%)が最多。9.2%は、映画館には行ったことがなかった。
映画館で心配なこと・気になることを尋ねたところ、「前の席の人の頭でスクリーンがよく見えないこと」(31.0%)が最多となった。その他、「上映中におしゃべりをする人がいること」(30.7%)、「後ろの席の人に座席を蹴られること」(23.8%)が上位を占めた。
調査はインターネットで、20〜69歳の男女1100人を対象に実施した。調査期間は7月8〜10日。
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