沖縄県今帰仁村と名護市にまたがり、今年3月に営業を終えたオリオン嵐山ゴルフ倶楽部でテーマパーク事業を計画しているジャパンエンターテイメント(名護市、加藤健史代表)が、早ければ9月にも着工することが22日、分かった。24時間体制で作業する掘削工事などを始める見通しで、近隣地域向けの住民説明会などの場で伝えている。2025年度の開業を目指している。
ジャパン社によると、6月28日に環境影響評価準備書の縦覧が終了した。現在は工事事務所設置などに向け、敷地内の植木の移動など準備工事を始めている。
工事車両が周辺地域を通ることもあるため、説明会で早めに方針などを示しているという。
担当者は「申請中の開発許可や、秋に申請予定の建築確認申請などの許認可がそろってから本格着工になる。本着工や起工式の具体的な日程はまだ決まっていない」と話す。
住民説明会で示された工程表では、7月に準備工事が始まっており、10月から造成工事を計画する。
準備書の縦覧を延長したこともあり着工は当初計画より遅れているが、25年度の開業予定に変更はない。
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