コロナ猛威も――今夏は3人に1人が帰省予定 ぐるなび調査楽しみは食事?

» 2022年07月28日 06時30分 公開
[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

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 今夏は3人に1人が帰省――。そんな結果が、レストラン予約サイトを運営する「ぐるなび」(東京都千代田区)の調査で分かった。コロナ禍で帰省を見送ると答えた人は、過去2年は40%を超えていたが、今年は11.1%と3割以上減った。

ぐるなびは帰省に関する調査を行った(ゲッティイメージズ)

 20〜60代のぐるなび会員1000人から回答を得た。

 今夏に帰省予定があるかとの問いに、「自身が帰省する」(27.1%)、「子どもや孫が帰省してくる」(6.2%)となり、合わせて33.3%が帰省の予定があると答えた。一方で、決めかねている人も4割近くに上っている。

今夏の帰省予定について(プレスリリースより、以下同)

 コロナ禍で帰省を見送った年があるか聞いたところ、2020年は43.8%、21年は42.0%が「見送った」と答えたが、今年は11.1%となり、帰省を決めた人が増えている。

コロナ禍で帰省を見送った割合

 また、帰省しようと思った理由については1位が「親が待っているから」(34.7%)、次いで「親に会いたいから」(29.5%)、「毎年帰省しているから」(29.2%)と続いた。

 帰省したら食べたい食事については「手作り料理」(58.0%)が最も多く、次いで「外食」(52.9%)となった。

帰省をする理由と楽しみ

 帰省の楽しみについて自由回答を募ったところ、「しっかりと親孝行したい」(50代男性)、「里帰り出産、孫の顔を見せること」(30代女性)などの意見が寄せられた。

 調査は20〜60代のぐるなび会員1000人を対象に、7月15〜19日にWebアンケートで実施した。

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