消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
今夏は3人に1人が帰省――。そんな結果が、レストラン予約サイトを運営する「ぐるなび」(東京都千代田区)の調査で分かった。コロナ禍で帰省を見送ると答えた人は、過去2年は40%を超えていたが、今年は11.1%と3割以上減った。
20〜60代のぐるなび会員1000人から回答を得た。
今夏に帰省予定があるかとの問いに、「自身が帰省する」(27.1%)、「子どもや孫が帰省してくる」(6.2%)となり、合わせて33.3%が帰省の予定があると答えた。一方で、決めかねている人も4割近くに上っている。
コロナ禍で帰省を見送った年があるか聞いたところ、2020年は43.8%、21年は42.0%が「見送った」と答えたが、今年は11.1%となり、帰省を決めた人が増えている。
また、帰省しようと思った理由については1位が「親が待っているから」(34.7%)、次いで「親に会いたいから」(29.5%)、「毎年帰省しているから」(29.2%)と続いた。
帰省したら食べたい食事については「手作り料理」(58.0%)が最も多く、次いで「外食」(52.9%)となった。
帰省の楽しみについて自由回答を募ったところ、「しっかりと親孝行したい」(50代男性)、「里帰り出産、孫の顔を見せること」(30代女性)などの意見が寄せられた。
調査は20〜60代のぐるなび会員1000人を対象に、7月15〜19日にWebアンケートで実施した。
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