「乃が美」から独立 加盟店が新たに「パン屋」をオープン8店舗を閉店

» 2022年08月02日 05時00分 公開
[ITmedia]

 高級「生」食パン専門店「乃が美」の加盟店(8店舗)を運営してきたMTK(東京都渋谷区)は、事業の継続が難しいと判断し、新しいパン業態「花水木」を開業した。7月10日に新宿店、笹塚店、吉祥寺店、武蔵境店、四谷店の5店舗、8月1日に浅草店、清澄白河店、築地店の3店舗、合わせて8店舗をオープンした。

 MTKは2020年7月に「乃が美はなれ西新宿店」を開業し、東京のエリアフランチャイズ加盟店としてスタートしたが、21年3月に東京のエリア展開を断念して出店計画もストップ。8店舗展開していたが、22年6月から7月にかけて、全店舗を閉店した。

 同社によると、乃が美ホールディングスと事業継続について長期間にわたり協議してきたが、継続を断念。新たにオープンした「花水木」は、「高級でもなく、専門店でもなく、半径300メートルほどの商圏であるパン屋本来の原則に従い、食事パン、惣菜パン、菓子パン、パン関連商品を取り扱うことで、地域に寄り添った店舗づくりを目指していく」(同社)としている。

 価格は、白食ぱん450円、山食ぱん450円、ジャム食ぱん500円より。

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