クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向

自動車免許、30代以下の64.1%が「AT限定で取得」 理由は?昔は恥ずかしかった?(1/2 ページ)

» 2022年08月05日 09時30分 公開

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。

 NEXERが運営する「日本トレンドリサーチ」は、グーネット中古車と共同で「普通自動車運転免許の取得」に関する調査を実施した。その結果、30代以下の6割が「AT限定で取得」しており、40〜50代では「MT」が半数以上となることが分かった。

免許 普通自動車免許の取得に関する調査(画像はイメージ)

 1991年11月に普通自動車免許を対象として創設された「AT限定」。免許を取得したときにAT限定があったか聞いたところ、56.8%が「あった」と回答し、「なかった」は43.2%だった。

免許 免許を取得したときに「AT限定」はあったか (出所:プレスリリース、以下同)

 AT限定の選択肢もあった人に、「MT」と「AT限定」どちらで免許を取得したか尋ねたところ、30代以下では「AT限定」(64.1%)が多く、40代、50代以上では「MT」の方が多い結果となった。

免許 取得した運転免許に当てはまるもの

 AT限定を選んだ理由は、「マニュアルを運転することはないだろうと思ったから」(20代女性)、「乗る予定もないのに、教習時間も難易度も料金も高いMTを取得する意味がないから」(30代男性)という声が上がった。

 一方、「MT」を選んだ理由は「スポーツ車に乗りたかったため」(20代男性)、「後々の事を考えて、車種を限定しない免許の方が便利だと思った」(50代女性)といったコメントが寄せられた。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.