消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
NEXERが運営する「日本トレンドリサーチ」は、グーネット中古車と共同で「普通自動車運転免許の取得」に関する調査を実施した。その結果、30代以下の6割が「AT限定で取得」しており、40〜50代では「MT」が半数以上となることが分かった。
1991年11月に普通自動車免許を対象として創設された「AT限定」。免許を取得したときにAT限定があったか聞いたところ、56.8%が「あった」と回答し、「なかった」は43.2%だった。
AT限定の選択肢もあった人に、「MT」と「AT限定」どちらで免許を取得したか尋ねたところ、30代以下では「AT限定」(64.1%)が多く、40代、50代以上では「MT」の方が多い結果となった。
AT限定を選んだ理由は、「マニュアルを運転することはないだろうと思ったから」(20代女性)、「乗る予定もないのに、教習時間も難易度も料金も高いMTを取得する意味がないから」(30代男性)という声が上がった。
一方、「MT」を選んだ理由は「スポーツ車に乗りたかったため」(20代男性)、「後々の事を考えて、車種を限定しない免許の方が便利だと思った」(50代女性)といったコメントが寄せられた。
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