カリモク60「Kチェア」60周年を記念して、3つの「ご当地モノ」を発売アイデアを公募

» 2022年08月06日 08時40分 公開
[青山ひかりITmedia]

 カリモク家具(愛知県東浦町)は、カリモク60(ロクマル)の「Kチェア」発売60周年を記念し、公募していた「47都道府県・ご当地Kチェア」のアイデアから3つを商品化した。8月6日から順次発売する。

photo カリモク60の「Kチェア」が発売60周年を迎える(出所:プレスリリース、以下同)

 同社の木製家具第一号の製品はKチェアの原型モデルで、1962年に発売されており、今年で60周年を迎える。Kチェアは流行に左右されない普遍的なデザインで、今でもファンが多いという。

 昨年、47都道府県それぞれのご当地への思いや、特徴を盛り込んだアイデアを一般公募した。集まった115のアイデアと取扱店からの37のアイデア、計152の中から審査を行い、入賞した3つの作品を商品化することにした。

 1つ目は神戸の海をイメージし、ブルーとアスファルトのグレーのタータンチェック柄を使用した兵庫の「神戸タータン」。部屋のアクセントにもなり、ブナ材をナチュラルな色で仕上げた木部は、さわやかな印象だ。8月6日から発売する。

photo 海をイメージした「神戸タータン」
photo 神戸を表現した色合いとさわやかな柄のKチェア

 2つ目は美作(みまさか)地元のヒノキを使った岡山県の「美作ヒノキ×倉敷帆布」。ヒノキのもつ清らかなイメージとぬくもりを感じる手触りが特徴で、張地には倉敷の帆布を使い、しっかりとしたハリの中にもしなやかな風合いがある。9月に発売予定。

photo 岡山の木材を使った「美作ヒノキ×倉敷帆布」

 3つ目は沖縄の「八重山みんさー織」で、結婚するときに女性が男性に織って贈った帯をモチーフにしている。5つと4つの市松柄には「いつ(五つ)の世(四つ)までも」という意味が込められ、沖縄の海をイメージした青を配色した。発売は秋から年末を予定している。

photo 沖縄の「八重山みんさー織」をイメージしたKチェア

 商品の価格は、カリモク60の公式Webサイトで紹介するという。

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