消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
紙製品・化成品メーカーのマルアイ(山梨県市川三郷町)は、夏休みの親戚付き合いに関する調査を実施した。夏休みの過ごし方について、67.0%が「自宅でゆっくりする」と巣ごもりを予定。「国内旅行」(16.0%)や「日帰りレジャー」(14.7%)など、遠出をする予定は2割以下だった。
第七波拡大前に夏休みをどのように過ごす予定だったか尋ねたところ、「自宅でゆっくりする」(55.1%)が過半数を占めた。以下、「国内旅行に行く」(23.4%)、「自宅近辺で外出する」(21.8%)と続く。
第七波拡大前後の予定と比較すると、「自宅でゆっくりする」は11.9ポイント増加。「国内旅行に行く」は7.4ポイント減少し、約3分の1が旅行を断念したことが分かった。
離れて暮らす家族や親戚に何かするか聞いたところ、39.9%が「何もしない」で最多となった。以下、「電話をかける」(21.0%)、「会いに行く」(17.5%)と続く。コロナ禍により家族や親戚とのコミュニケーションが希薄化していることがうかがえる。
調査はインターネットで、20〜60代以上の男女606人を対象に実施した。調査期間は7月22〜25日。
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