大ヒットの「ネッククーラー」、技術進化で冷却方式もさまざま、節電にも知らないと損?業界最前線(4/7 ページ)

» 2022年08月11日 07時00分 公開

ソニーの「REON POCKET」の初代モデルは2日で売り切れ

 ビジネスユーザー向けのネッククーラーとして注目を集めているのが、ソニーの「REON POCKET(レオンポケット)」。シャツの首の裏の下当たりに固定する仕組みで、ソニーは「着るクーラー」を謳う。

 初代モデルが登場したのが、19年7月。クラウドファンディングで成功した後、20年7月に一般発売を行ったところ、初回出荷分の1万台を2日で完売している。

 そして21年発売の「REON POCKET 2」は初代モデルを大きく上回る台数を販売。22年4月に発売された「REON POCKET 3」は、ソニー広報によれば「想定以上の販売ペースで推移しており、直近の気温が上がってきた日が販売のピークで、1日1万台強売れた」という。すでにソニーの公式ストアでは完売しており、在庫は一部ショップのみ。入手困難になりつつあるようだ。

ソニーの着るクーラー「REON POCKET 3」(実勢価格1万2800円)。ソニー公式サイトでは完売のため販売を終了しているが、一部ショップではまだ在庫があるようだ(22年8月9日時点)

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