消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
マイボイスコム(東京都千代区)は、「医薬品の購入」に関する調査を実施した。市販薬を購入する場所を選ぶポイントを尋ねたところ、「欲しいときにすぐ購入できる」(54.1%)が最多となった。
以下、2位は「安い価格で購入できる」(39.2%)、3位は「ポイントが貯まる」(32.9%)と続く。「ポイントが貯まる」「他の買い物のついでに購入できる」は、女性の比率が高かった。
市販薬の購入頻度は、38.2%が「年に数回程度」で最多となった。男性の10〜20代では「市販の医薬品は購入しない」が4割弱で、他の層より高いことが分かった。
市販薬の購入場面を聞いたところ、「病院で治療が必要なほどの症状ではない」(66.7%)が最多となった。その他、「急な症状のとき」(25.7%)、「応急処置のため」(23.8%)、「症状にあった市販薬がある」(23.3%)といった声が寄せられた。
「病院で治療が必要なほどの症状ではない」「症状にあった市販薬がある」は女性全体で、「病院に行く時間がない・面倒」は女性30〜50代で比率が高くなった。
調査はインターネットで、「MyVoice」のアンケートモニターを対象に実施した。調査期間は7月1〜5日、回答者数は9971人。
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