ローソンは8月30日、関東甲信越エリアのローソン約4800店舗において、冷凍の「いちごのショートケーキ」(495円)を数量限定で発売する。冷凍食品に対するニーズが高まっていることを受け、デザート分野を強化する。
いちごのショートケーキは、10秒間のレンジアップで食べられる仕様としている。クリームの水分量を減らしたり、糖分などをバランスよく配合したりすることで、解凍後もクリームの食感が滑らかになるようにした。
同社では、定番スイーツである「いちごのショートケーキ」を冷凍デザートにできないか検討していたが、冷凍したいちごを解凍するのに時間がかかってしまうのが課題だった。
今回、冷凍刺身で活用している「アルコール解凍技術」でいちごを凍結してみたところ、商品化できるレベルになったという。
ローソンでは、2021年4月に冷凍デザートを発売。現在は、「チーズタルト」(419円)、「ごろっとりんごのアップルパイ」(419円)、「ティラミス」(399円)、「4種のマカロン」(441円)、「フォンダンショコラ」(399円)をそろえている。冷凍庫から出してすぐに食べられる利便性が支持されていることから、7月における冷凍デザートの売り上げは前年同月比約20%増となっている。
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