JR東、Suicaが客室キーになる新ブランド「ホテル B4T」を立ち上げ 23年1月開業常磐線いわき駅隣接

» 2022年09月07日 13時02分 公開
[ITmedia]

 JR東日本は9月6日、常磐線いわき駅(福島県いわき市)に「ホテル B4T いわき」を開業すると発表した。SuicaやモバイルSuicaが客室キーになる「Suicaスマートロック」を採用し、予約からチェックイン・チェックアウトまでの手続きがSuicaとスマートフォンで完結。総客室数は227室で、2023年1月の開業を予定している。

suica ホテル B4T いわき 外観(プレスリリースより引用)
suica キャビンタイプの客室イメージ(プレスリリースより引用)

 「Suicaスマートロック」は、手持ちの Suica が入退室の鍵になるサービス。同社グループのオフィスや商業施設で導入実績があるものの、ホテルの客室キーに採用するのは日本初だという。

suica Suicaスマートロック(プレスリリースより引用)

 同社はこれまで、スタッフのおもてなしを重視するメトロポリタンホテルズやJR東日本ホテルメッツを展開してきたが、新ブランド「ホテル B4T」は「Suicaスマートロック」を採用したことで省人化運営を実現。その分を手軽な価格に反映することで、差別化を図る。

suica JR東のホテルブランド(プレスリリースより引用)

 今後は、直営以外にもグループ外企業とのフランチャイズ方式での出店拡大を目指すとしており、そのプロトタイプとして23年春に「ホテル B4T 赤羽」「ホテル B4T 田端」の開業を予定している。

suica ホテル B4T 赤羽 客室イメージ(プレスリリースより引用)
suica ホテル B4T 田端 客室イメージ(プレスリリースより引用)

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