JR東日本は9月6日、常磐線いわき駅(福島県いわき市)に「ホテル B4T いわき」を開業すると発表した。SuicaやモバイルSuicaが客室キーになる「Suicaスマートロック」を採用し、予約からチェックイン・チェックアウトまでの手続きがSuicaとスマートフォンで完結。総客室数は227室で、2023年1月の開業を予定している。
「Suicaスマートロック」は、手持ちの Suica が入退室の鍵になるサービス。同社グループのオフィスや商業施設で導入実績があるものの、ホテルの客室キーに採用するのは日本初だという。
同社はこれまで、スタッフのおもてなしを重視するメトロポリタンホテルズやJR東日本ホテルメッツを展開してきたが、新ブランド「ホテル B4T」は「Suicaスマートロック」を採用したことで省人化運営を実現。その分を手軽な価格に反映することで、差別化を図る。
今後は、直営以外にもグループ外企業とのフランチャイズ方式での出店拡大を目指すとしており、そのプロトタイプとして23年春に「ホテル B4T 赤羽」「ホテル B4T 田端」の開業を予定している。
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