日本製紙グループ、“ほぼ紙”のクーラーボックス発売：アウトドアや防災時に役立つ

[カワブチカズキ，ITmedia]

　日本製紙グループの日本紙通商（東京都千代田区）は、「“ほぼ”紙のクーラーボックス」と「紙の折りたたみテーブル」をクラウドファンディングサービスMakuakeで発売した。紙ならではの軽量とコンパクトさに加え、防水・耐水性を兼ね備え、アウトドアや防災時に役立つアイテムとして訴求する。

紙製のアウトドア製品を発売 （出所：プレスリリース、以下同）

　「クーラーボックス」は、日本東海インダストリアルペーパーサプライの防水性のある段ボール「防水ライナ」を採用し、水の漏れないバケツ形状を設計した。日本製紙グループの研究所が開発した、耐水性を付与したバイオマス度50％以上の環境配慮型断熱材を使用し、発泡スチロール並みの保冷性能を持つという。

「“ほぼ”紙のクーラーボックス」

　「折りたたみテーブル」は、A3サイズの紙を無駄なく最大限活用した耐水・超軽量・コンパクトな仕様とした。日本東海インダストリアルペーパーサプライの「耐撥水ライナ」を使用し、日本製紙の段ボール研究室と日本紙通商にて設計した。

「超軽量で超コンパクト！紙の折りたたみテーブル」

　一般販売価格は「“ほぼ”紙のクーラーボックス」が2640円、「紙の折りたたみテーブル」が330円。Makuakeでは10月16日まで販売する。