SUBARUは9月15日、新型SUV「CROSSTREK(クロストレック)」を世界初公開した。これまで国内外の市場ごとに使い分けていた「クロストレック」「SUBARU XV」の名称をグローバルで統一。従来のデザイン性に磨きをかけたほか、先進の安全技術を搭載した。
開発担当者の毛塚紹一郎氏によると、アクティブなライフスタイルに寄り添ったデザインを追求。フロントグリルやクラッディング、リヤコンビネーションランプを車体にはめこんだような立体的な造形とした。ボディーカラーは新色の「オフショアブルー・メタリック」「オアシスブルー」を含む全9色を展開する。
レヴォーグやWRX S4などの他車種で採用している11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイを、インテリアの中央に配置。スマートフォンとの連携機能を大幅に強化したことで、普段使っているスマートフォンと近い感覚で操作可能とした。
認識範囲を大幅に広角化した新世代アイサイトに加え、車両近辺の二輪車や歩行者の識別も可能な広角単眼カメラを新装備。また、交差点の右左折時に進行方向を照らすコーナーランプや、駐車時などで周囲の状況が分かるマルチビューモニターを設定した。
同社代表取締役社長の中村知美氏は、同日開催のワールドプレミアにおいて「次世代の中核を担う車種として、活況のSUV市場において存在感を発揮できる車種にしたい」とコメントした。
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