消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
教育メディア「おうち教材の森」を運営するARINA(仙台市)が、中学生の子を持つ親200人を対象に、中学生の1日の家庭学習時間に関する調査を実施した。その結果、全学年の平均学習時間は100分だった。
学習時間の平均値は「0〜30分」を15分、「1〜2時間」を90分とそれぞれの中央値にして算出している。学年別の平均時間は、1年生が85.1分、2年生が87.0分、3年生は135.3分だった。
学年別に詳しく見ると、1、2年生共に「1〜2時間」(1年生:31.5%、2年生:37.7%)が最も多く、次いで「30分〜1時間」(30.1%、27.5%)、「2〜3時間」(19.2%、21.7%)と続いた。
回答者からは、「通学に1時間かかり、午後6時すぎに帰宅後、夕飯、お風呂を済ませてテレビやタブレットを見るので、机に向かうのは1時間程度」(30分〜1時間、1年生)、「家庭教師と塾プラス1時間」(2〜3時間、2年生)といった声があった。
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