新型「Kindle」、10月発売へ ストレージは16GB、USB-C搭載 価格は？：解像度は約3倍に

[ITmedia]

　米アマゾンはこのほど、電子書籍リーダー「Kindle」の新モデルを発表した。日本国内では「Amazon.co.jp」で予約を受け付け、10月12日に発売する。充電ポートがmicro USBからUSB-Cになった他、ストレージ容量が旧機種から2倍の16Gバイトとなった。価格は広告ありモデルが1万980円、広告なしモデルが1万2980円。

新型「Kindle」（11世代）

　11世代目となる新モデルの本体サイズは、108.6（幅）×157.8（高さ）×8（奥行き）ミリメートル、重さが158グラム。ディスプレイサイズは6インチで、反射を抑える加工を施した。解像度は前世代モデルの約3倍のピクセル数となる300ppi。「ブラック」「デニム」の2色のカラーバリエーションを提供する。同社によると、一般的な書籍の場合、16Gバイトのストレージでは「本体端末に数千冊保存可能」という。

本体サイズ

　廉価版の「Kindle」シリーズでは初めてUSB-Cを採用。micro USB採用のKindle端末は上位機種の「Kindle Oasis」のみとなった。フル充電までの時間は付属の充電アダプター（9ワット）では2時間、PC充電では4時間。1度の充電で最大6週間利用できるようにした。

他モデルのスペック

　同社はその他、他モデルで搭載していた「ダークモード」をKindleシリーズで初搭載した他、新型Kindleのキッズモデルも同時に発表した。

本体スペック

キッズモデル（右）も同時発表した