野村不動産は10月17日、「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」について、市街地再開発組合を設立したと発表した。
同プロジェクトは、西武池袋線「石神井公園」駅徒歩1分の0.6ヘクタールの区域が対象となる。北街区には地上26階・地下2階、南街区には地上9階の複合施設を建設する。
同地区では、土地の細分化や老朽化した建物、歩行者の安全の確保などが課題となっていた。これらの課題解決に向け、歩車分離のための歩道状空地や建築物を通り抜ける通路、広場の整備、建築物の共同化・不燃化や道路整備などにより、防災機能の向上を図る。
建設する複合施設は、商業施設、公益施設、住宅などで構成。総戸数は北街区が約210戸、南街区は約20戸としている。
今後は、2023年度に解体工事を、24年度に新築工事に着手する。27年3月の竣工(しゅんこう)を予定している。
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