オフィス勤務をする中で感じた課題感を尋ねたところ、38.1%がオフィスの感染対策にストレスを感じていた(かなりある:10.4%、ややある:27.7%の合計)。そのうちストレスを感じる部分について、最多の回答は「アクリル板など仕切りによる圧迫感」(31.8%)だった。
一方、オフィス整備担当者からは「感染対策の手間が増えた」(37.7%)、「有効に使えるスペースが少なくなった」(31.6%)などが挙がった。
今後のオフィスに対する意向は、従業員もオフィス整備担当者も「新型コロナウイルス感染症流行後の出社スタイルの変化に伴いワークスペースの在り方も変えるべき」(従業員:60.5%、オフィス整備担当者:72.5%)と回答した。
また、従業員もオフィス整備担当者も「スペースに対して得られる価値や成果を今後意識すべきと思う」(同52.5%、同76.0%)と考えていることが分かった。
ファシリティ・オフィスサービスコンソーシアムの岡田大士郎氏は、本調査について「『スペースに対して得られる価値や成果』に対する意識の高まりが見て取れる」とコメント。オフィススペースの効率性を追求することが重要であり、「まさに『スペースパフォーマンス(空間対効果)』とでも表現すべき考え方を追求する必要がある」とした。
調査は同社が9月27〜30日にインターネットで実施した。
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