世界最大のビジネス特化型SNS「LinkedIn」(リンクトイン)を運営するリンクトインの日本法人(東京都千代田区)は、同社が運営するeラーニングのプラットフォーム「LinkedInラーニング」での視聴数ランキングを発表した。日本で最も視聴されたコース1位は「ウィークリービジネス英語シリーズ」だった。2位は「クリティカル・シンキング」、3位は「無意識の思い込みと向き合うには」だった。
対象は2021年7月1日から22年6月30日までの1年間。今回のランキングでは、過去2年間1位だった「クリティカルシンキング」に代わり「ウィークリービジネス英語シリーズ」が1位にランクインした。他にもビジネス英語に関する3コースがトップ10に入っており、同社は「日本のユーザーの間で英語関連のスキルが一層高い関心を得ていることが示された」としている。
4位以下は「戦略的思考術」「ビジネス英語の基礎:基本」「判断力の高め方」「ビジネス英語の基礎:プレゼンテーションをする」「Microsoft Teamsの便利技」「ジョハリの窓とは」「デジタルトランスフォーメーション」の順だった。
同社によると、初めてトップ10にデジタルトランスフォーメーションがランクインしたといい、「企業のDXニーズの高まりと、それにまつわるスキルに注目が集まっているのが特徴として挙げられる」(同社)と動向を分析している。
前年調査(20年6月〜21年7月)のトップ3は「クリティカルシンキング」「判断力の高め方」「困難から立ち直るには」の順だった。
LinkedInラーニングは、各分野のエキスパートを講師に迎えたオリジナルの学習プログラムを提供するオンライン学習プラットフォーム。ビジネス、テクノロジー、クリエイティブなどのカテゴリーで各種学習コースを7か国語で計約1万8000コース提供しており、日本語のコースは1080以上に上る。ランクインした講義は公式サイトで視聴できる。
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