消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
30〜50代の人たちは、どのようなことに興味・関心があるのだろうか。全国のミドル世代に聞いたところ「国内旅行」(42.1%)と答えた人が最も多いことが、CCCマーケティング総合研究所の調査で分かった。
次いで「グルメ・食べ歩き」(38.2%)、「テレビ番組・動画観賞(映画・ドラマなど)」(36.7%)、「音楽鑑賞」(28.7%)、「マンガ」(26.0%)、「投資・資産運用」(25.7%)、「スポーツ」(18.9%)、「美容・エステ」(17.6%)と続いた。
同居形態別でみると、「マンガ」は男性および女性の「親と同居」、「音楽鑑賞」は女性の「親と同居」で他よりも関心度が高い傾向がみられた。「スポーツ」は男性が女性よりも関心が高い傾向があるが、特に男性の「子どもと同居」では割合が高かった。
自分がとことん打ち込める趣味や好きなものを持ちたいと思うかと尋ねると、67.8%が「あてはまる(ややを含む)」と答えた。また、62.9%が「家庭(家事や家族)と個人の趣味を両立させたい」と回答。
時間の使い方を自分で自由に決められるかと尋ねたところ、57.5%の人が「あてはまる(ややを含む)」と回答した。同居形態別にみると、男性の「子どもと同居」では43.8%、女性では同47.5%だった。
一方、男性の「一人暮らし」では同68.9%、女性は同76.5%。同居形態によって時間の使い方の自由度に差があることがうかがえた。
インターネットを使った調査で、ミドル世代403人が回答した。調査期間は6月23〜30日。
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