リテール大革命

ファミマ、店長業務をサポートする“人型AIアシスタント”を本格導入 店舗運営力の向上を目指す23年度末までに5000店舗導入へ

» 2022年11月28日 12時32分 公開
[ITmedia]

 ファミリーマートは店長業務をサポートする“人型AIアシスタント”を本格的に導入する。店長業務のサポートだけでなく、各店舗の状況、店長に合わせた最適なデータを提供し、省力化と、店舗運営力の向上につなげていく。2023年度末までに約5000店舗への導入を目指す。

AI ファミマ、店長業務をサポートする“人型AIアシスタント”を本格導入(出所:プレスリリース、以下同)

 人型AIを提供するクーガー(東京都渋谷区)と協業する。人型AIアシスタントはクーガーの音声認識技術、ゲームAI技術、膨大なデータを迅速に処理する検索技術などを活用することで、店長の特性や性格などに合わせたコミュニケーションを取れるという。

AI 業務画面イメージ

 店舗運営に必要な情報、発注のアドバイス、売場作りのポイントなど、店長が必要とする最適な情報をスピーディーに提供する。これまでスーパーバイザーが実施していた業務の一部も代替し、業務効率と生産性の向上にもつなげる。

AI 業務画面イメージ

 人型AIアシスタントは、店舗に設置されたタブレット端末で稼働。事務所内での活用に加え、売場においても活用が可能で、人型AIアシスタントからの提供データを売場で確認し、商品の品ぞろえや売場作りに即時反映することができる。

AI 店舗に設置されたタブレット端末で稼働
AI タブレットを持ち歩くこともできる

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