世帯年収700万〜1000万円の4人に1人が「副業収入あり」いくら?

» 2022年11月29日 13時15分 公開
[サトウナナミITmedia]

 フォーイットが運営するWeb3メディア「Mediverse(メディバース)」が「副業に関するアンケート」を実施した。その結果、700万〜1000万円の年収層の4人に1人以上になんらかの副業収入があり、収入額は「1万円未満〜10万円」に集中していることが分かった。

photo 副業に関するアンケート(画像はイメージ、提供:写真AC)
photo 世帯年収別(フォーイット調べ)

 副業収入額で見ると、「1万円未満」および「31万〜50万円」が最も多かったのは500万〜700万円の年収層、「1万〜3万円」は300万円未満の年収層、「4万〜10万円」および「21万〜30万円」は700万〜1000万円の年収層、「11万〜20万円」は300〜500万円の年収層となり、年収層により副業収入額にバラつきが見られる結果となった。

photo 年代別(フォーイット調べ)

 年代別に見ると、30代は「副業はしていない」(66.67%)と回答する割合が最も多かったが、3人に1人以上はなんらかの副業収入を得ていることが分かった。また、副業収入額別では、副業収入を得ている人のうち4人に1人が「4〜10万円」と回答した。

 副業収入額はいずれの年代でも「1万円未満」が最多数となり、60代以上を除く全ての世代が全体平均の8.2%を上回る結果となった。

photo 全体(フォーイット調べ)

 副業収入について、全体の8割が「副業はしていない」(80.2%)とする一方で、副業収入のある人のうち「1万円未満〜10万円」と回答した人は15%以上を占めた。またわずかではあるが「101万円以上」(0.2%)の副業収入を得ているという回答も見られた。

 ボリュームゾーンは、「1万円未満」(8.2%)に続き、「1〜3万円」(5.0%)となり、本業収入に比べると小遣い稼ぎ程度の金額であることが推測される結果となった。

 調査は10月31日、全国の20〜69歳の男女500人を対象にインターネットで実施した。

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