LIFULLが運営する不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」は、2019年1月〜22年9月における「築30年超の流通物件の買取再販物件」のシェア推移に関する調査を実施した。その結果、「買取再販物件の多い駅ランキング」の1位は「越後湯沢」(新潟県)だった。
「越後湯沢」はバブル時代にスキーリゾートとして人気が高まり、マンションが爆発的に供給されたエリア。バブル崩壊とともにスキー人気が低下し過剰供給状態に陥っていたが、それらのリゾートマンションが買い取られ再販されている。
続く2位は、都心の主要駅に30分程度で行ける交通利便性や買い物利便性が高い「川口」(埼玉県)がランクイン。3位は渋谷などの主要駅に近く、住宅地が多いため治安が良い「三軒茶屋」(東京都)だった。
なお3位に加えて4位の「恵比寿」、5位の「麻布十番」、10位の「目黒」など都心周辺のエリアは、以前からマンション供給が盛んで駅に近いこと、都心へのアクセスが容易であることなど、主に立地面での優位性がある。中でも築年数を経たマンションについてはリフォーム・リノベーションによって“再生”させ、居住する価値ならびに価格を高める狙いがあるものと考えられる。
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