ロイヤル顧客のデータを可視化するSaaSを提供するスパコロ(東京都港区)は、全国20〜69歳の喫煙者1000人を対象に、たばこの利用実態調査を実施した。その結果、主要たばこメーカーごとの利用率トップは「JT」だった。
JTの利用経験率は80.6%、1年以内の利用率は64.0%だった。利用率2位はブリティッシュ・アメリカン・タバコ製品。利用経験率は57.2%、1年以内の利用率は20.4%だった。3位はフィリップモリス製品。利用経験率は54.6%、1年以内の利用率は33.1%という結果だった。
たばこを選ぶ際に重視することを尋ねたところ、「味」(31.8%)がトップで、「価格の安さ」(29.8%)、「吸った感じの重たさ・軽さが合う」(29.3%)と続いた。
他のたばこメーカーの製品に乗り換える割合についても調査した。1年前時点でJTのたばこを利用していた人に現在主に利用しているたばこを尋ねたところ、1番多かったのは「JT」で89.5%だった。その他「フィリップモリス」が5.5%、「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」が3.8%で、直近の1年間で約1割の人が他のメーカーの製品に移行していることが分かった。
喫煙する銘柄を変えた理由は、「価格が高くなったから」が最多で56.5%だった。2位は「もらいたばこをした時においしかったから」「他社のトライアルサンプルをもらったから」が13.9%と並んだ。
調査は全国20〜69歳の喫煙者を対象にインターネットで実施した。期間は11月4〜7日、有効回答数は1000人。
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