ハワイのローソンでは何が売れているのか? 日本食もランクイン4品を発表

» 2022年12月08日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ローソンはハワイ・オアフ島に2012年に初出店し、現在は「シェラトンワイキキ店」「モアナサーフライダー店」の2店舗を展開している。現地のローソンには、日本人になじみの深いおにぎりやおでんから、ハワイ独自の食事や土産まで幅広い商品を取りそろえている。

 同社の現地担当者から、人気商品として4品のデザートや日本食が選出された。1品目は「ALI’I Mega Soft Serve」(税抜13.99ドル)。ALI‘I(ハワイ語で“王様”)の名前にふさわしい、見た目にも豪華なソフトクリームだ。通常のソフトクリームの1.5倍のパイナップルソフトクリームの上に、パイナップルやイチゴ、マンゴー、マンゴーソースをトッピングした。モアナサーフライダー店では、ソフトクリームやかき氷が人気で、特に近くのビーチで食べる客が多いことから人気が高いという。

ALI’I Mega Soft Serve(画像:以下、プレスリリースより)

 2品目は「Hawaiian Paradise Candies社のButter Jarシリーズ」(大・税抜7.99ドル、小・税抜3.99ドル)。コナコーヒーココナッツ、ハウピア(ココナッツミルクからできたハワイのデザート)、リリコイ(パッションフルーツ)、グアバ、マンゴーなどのフレーバーバターが人気だ。トーストやパンケーキに塗ったり、ヨーグルトに入れたりといった家庭での消費以外にも土産需要もあるという。

Hawaiian Paradise Candies社のButter Jarシリーズ

 3品目の「Crown Chocolate社のCrown Alohaシリーズ」(税抜7.99ドル)は、土産にも適した8個入りのチョコレート。定番のダークチョコレートやコナコーヒー、パイナップルなどハワイ感のあるフレーバーを取りそろえている。

Crown Chocolate社のCrown Alohaシリーズ

 4品目は唯一の日本食、「Tokyo Ramen」(税抜9.39ドル)。醤油味のラーメンで、麺とスープは日本で製造している。購入後、麺と具材を店のレンジで温め、店員がレジカウンターの専用鍋からラーメンスープを注いで提供するというラーメン店仕様を採用しているという。

Tokyo Ramen

 同社は「22年に入り入国時のルールが緩和されたり、ホノルルマラソンなどの大規模なイベントが開催されたりするなど、徐々に旅行しやすい状況となってきている」と話す。日本人旅行客からの人気も高いハワイ、日常の買い物需要だけでなく旅行時の土産需要もカバーしていく。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.