「今年の漢字」予想を発表 2021年は「金」、22年は?12月12日に発表

» 2022年12月09日 10時00分 公開
[ITmedia]

 駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa(大阪市)は「今年の漢字」を予想するアンケート調査を実施した。予想1位は「戦」だった。

akippaは「今年の漢字」を予想するアンケート調査を実施した(画像:ゲッティイメージズより)

 同社はランキングについて「1位の『戦』に加え、3位に『争』、5位に『乱』がランクインしていることから、ロシアのウクライナ侵攻を連想して回答した人が多いのではないか」と推測している。また、ワールドカップの開催を受けて回答した人の存在もうかがえる結果となった。

「今年の漢字」予想(画像:プレスリリースより)

 2位には「高」、4位には「安」が入った。今年急速に進んだ円安・ドル高を連想させる漢字が目立つ。同社によると、「ランク外になるが、6位に同率で『円』『変』、8位に『耐』が挙げられており、ウクライナ侵攻や円安・ドル高の影響などで物価が高騰し多くの人の生活に変化が起きたことも関係している」という。

 今年の漢字は1995年に始まった、今年を表す一文字の漢字を発表するイベント。一般投票で漢字が決定し、毎年12月12日ごろに京都・清水寺にて発表される。

 2021年の漢字は「金」だった。コロナ禍において開催された東京オリンピック・パラリンピックでの日本人選手の活躍を称えた漢字が選ばれた。20年は「密」。世界中が新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けたことから選出された。3密というキーワード以外にも、政治判断が「密室」で行われたことや、芸能界での「密会報道」なども関わっているという。

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