小中高生が選ぶ今年の漢字 3位「推」2位「恋」、1位は?2000人にアンケート

» 2022年12月10日 08時15分 公開
[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

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 電気通信事業のニフティが運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」は、子どもたちから募集した「小中高生が選ぶ2022年の漢字」を発表した。今年の1位は「推」「恋」を抑えて「楽」が選ばれた。

ニフティキッズは「小中高生が選ぶ2022年の漢字」を発表した(ゲッティイメージズ)

 調査は17年から実施しており、子どもたちが最も関心を寄せるその年ごとの流行などを映し出している。

 「楽」は96票を獲得。21年調査では3位だったが、一気にトップにランクインした。

 「1年間楽しい事ばかりだったから」「新型コロナウイルスが収束してきて色々な場所に行けるようになったから」などといった意見が挙がった。

 2位は87票を獲得した「恋」。17年から3年連続1位、20年の3位から、21年には2位に返り咲き、継続してトップ3に入っている。

 「初恋をしたから」「好きな人と両想いだから」などのコメントが寄せられた。

小中高生が選ぶ2022年の漢字TOP3(プレスリリースより、以下同)

 3位は79票を獲得した「推」。「人生ではじめて推しができたから」「今年も推しをたくさん愛せた1年だから」といった声が寄せられた。

 ランク外の回答では、コロナ禍の生活に慣れたことを表す「慣」や、安倍元首相の銃撃事件や円安が続いていることから「安」、ロシア・ウクライナ情勢から「命」といった漢字が挙がった。「悲」「戦」「死」「病」などの漢字も並んだ。

過去調査の順位

 調査は小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象に、10月14日〜11月21日にインターネットで実施し、2026件の有効回答を得た。

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